最近、尾石晴さんが書かれた「やめる時間術」という本を読んで感銘を受けました。少しご紹介しようと思います。
私は現在、本業の傍ら、WEBデザインの複業を行っています。
本業がとても忙しくて、複業の時間をなかなか取れず悩んでいました。
そんな時にこちらの本を読んで、時間の使い方を意識するようになってから、複業の時間を確保できるようになりました。
時間の使い方が上手な人とは?
どんな人にも平等に与えられるのが「時間」です。
一般的には、効率的に時間を使える人のことを「時間の使い方が上手な人」と呼ぶそうです。
私自身、本業で関わる人たちを見ていて、スキマ時間の活用や物事の優先順位をすぐに決められる人は、「時間を上手く使える人だな」と感じます。
なぜ時間をうまく使えないのか
一日24時間という限られた時間の中で、大量のタスクを効率よく終わらせなくてはいけません。
しかし、優先順位の付け方やタスクにかかる作業時間の見積もりを間違ってしまうことで、タスクが半分も終わらなかったという自体に陥ってしまいます。
時間を上手く使うには、やるべきことの時間管理や優先度を見極める必要があるということです。
時間をうまく使う方法
著書を読んで分かったことは、時間を上手く使うために大切なことは、以下の3つの力を磨くことでした。
- 見える化
- 引き算力
- 足し算力
この3つの力について、具体的にどのようなポイントを意識したら良いのか詳しく説明していきます。
①時間のない人は衝動的に時間を使っている
人それぞれの価値観の違いで、時間の余裕が増減することもあります。
時間は有限であり、命とも考えられるため、「あれもこれもやる」といった考え方から「やるべきこと以外はやらない」と決めてしまうこともオススメです。
②自分が何にどのくらい時間を使っているのか把握する
自分が行っている1つ1つのことに、どのくらいの時間を費やしているのか可視化してみましょう。
自分が使っていた時間の中で、「無駄だな」と思われる価値の低い時間があれば、差し引いていきましょう。
「自分の使っていた時間(見える化)」ー「価値の低い時間」=「本当にやりたいことに使う時間」
③手帳やGoogleカレンダーを使って時間の見える化
頭の中で把握することが難しい場合は、スマホアプリなどのツールを使って可視化してみると良いでしょう。
私の場合は、まずGoogleカレンダーのアプリをDLしてから、1日やった全てのことを記録しました。
これを1週間ほど続けていると、1日の中で、だらだらとスマホを見たり、PC作業で本筋と違うことをしていたりと、価値の低い作業をしていることに気付きました。
④「何に使ったかわからない時間」と「見積もりオーバーの時間」をチェック
1日の時間を可視化できたら、ぼーっとしていたり、興味のない番組を観ていたりなど、自分が何に使ったかわからない時間が出てくることもあります。
逆に「この作業は◯分かかる」と予定していても、予想していた時間より時間がかかってしまった場合は見積もりオーバー時間として挙げておきましょう。
⑤自分が使った時間に成績をつける
1日の時間を見える化して、時間の選別ができたら、「◯、×、Δ」と評価を付けてみましょう。
「満足する時間の使い方だったか」を自分自身で振り返り、直感で評価を付けていきます。
なぜそう思ったのか理由を一言でも書き加えられるとさらに良いです。
⑥価値の低い時間を引いていく
自己評価で「×、Δ」がついてしまっても、評価の低いものをどうすれば「◯」にできるか考えていくようにしましょう。
たとえば、効率的にお金を使うことで時間を節約でき、自分がやりたいことをするための時間を捻出することができます。
⑦理想の24時間を書いていく
「自分がどう生きたいのか?」未来設計をしたことがありますか?
前章までの時間の使い方を振り返りながら、無駄な時間と満足できた時間の間にあるギャップを洗い出してみましょう。
そうすると、今何をしないといけないのか、どのように行動しなければいけないのか未来の行動が見えてきます。
⑧理想の時間を手にいれるために必要な行動を起こす
削られた時間を理想の時間を手にいれるための行動に充てていきましょう。
この時、焦る必要はありません。
できることから1つ1つ、順番に実践していくといいでしょう。
まとめ
やりたいことが出来るようになると、全体的な生産性が上がるだけではなく、「できた」という達成感や喜びに満たされるはずです。
また、やりたいことが出来る時間が増えることで、仕事とプライベートのバランスを取ることができます。
余裕のあるスケジュールや時間の使い方を工夫することで、自分以外にも時間を割り当てることができるようになります。
尾石さんの本を読まれたことがない方は、こちらの記事を参考に、やりたいことができる時間を生みだして、イキイキと過ごせる日々を送ってくださいね。
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