商品やサービスがなかなか売れないと、
「どうやって見込み客を顧客へと転換させるのがいいの?」
「ターゲットであるお客さんを本命の顧客にできない」
「どうすれば、うちの商品を買ってもらえるの?」
と心配が頭をよぎる人も多いのではないでしょうか。
しかし、見込み客は目には見えない場合もあり、気づくことさえもできずに営業機会を損失してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は見込み客を見える化する方法や、効率的にアプローチするためのポイントをご紹介します。
いきなり集客をはじめてはいけない
「集客が伸びない」と困っている場合、はじめにしておくことがあります。
それは、中身を整えることです。
すでに自社の商品やサービスがあり、ある程度ターゲット層もつかんでいると、いきなり人を集める方法に目を向けてしまいます。
つまり自社の商品やサービスに磨きをかけていきます。すると、より売れるものを生み出しやすくなります。
その結果、企業としては利益の向上や安定経営にもつながっていくのです。
「婚活」にたとえて考えてみましょう。
「私のここが素敵なの」「私の魅力はここよ」と自身を一切ふり返らないまま、相手に理想だけを求めていては、いつまで経っても結婚できないままですよね。
どのような相手にアプローチしたいのかを明確にしたうえで、自分自身を磨いていかなければ、なかなか結果は出ないものなのです。
どれだけ、自社の商品やサービスの認知が増えても、中身を磨いていないと誰も反応してくれません。
それでは、お客さんの反応はどのように伸ばしたらいいのでしょうか?
顧客の反応を伸ばすたった2つの方法
①熟知して改善する
STEP1 サービスを知る
ここで言う「知る」とは、強みや特徴を洗い出すことです。
まずは、自社の商品やサービスを購入すると、どんなメリットがあるのか、どんな効果があるのかなど、他社と差別化できるポイントを明確にしてみましょう。
STEP2 顧客を知る
自社の商品やサービスに加えて、顧客ターゲットのことを改めて知る機会を作りましょう。
ターゲットについて理解を深めれば深めるほど、どのように中身を整えていけばいいかが見えてきます。
たとえば、ターゲットを「主婦」にすれば、主婦のことを、「会社員」にすれば、会社員を、より特定したうえで深堀り、分析していきます。
STEP3 改善する
顧客と商品について分析できたら、課題発見から変えられるところはないか、どのように改善できるか、どうやったらもっと良いものになるかなどを考え、改善していきます。
小さなことですが、商品名やサービス名を変えるだけでも得られる反応は大きく変わるんですよ!
小さなことでも出来ることから試していくと、「これすると反応がよくなるんだ」ということが分かってきます。
この3つのステップは集客と販売を伸ばすために、とっても重要なので、覚えておいてくださいね。
②反応してもらう状態をつくる
手広くアプローチし、認知を広げようとする前に、反応してもらえる状態をつくることが大切です。
そうしなければ、どれだけ出会い(認知)を増やしても選んで(反応して)もらえず、結果が出ないのです。
反応してもらう仕組みづくりには、以下のような方法があります。
- SNSでのコミュニケーションづくり
- イベント企画
- WEBサイトの利用
お客さんが「いいな」「これ何だろ?」と興味を持ってもらったあとに、情報収集できる場所が必要になります。
そういった場所を複数作っておけると、他社商品と比較しながら、納得のいくものを購入してくれるので、顧客と販売者の両者にとってメリットと言えるでしょう。
まとめ
顧客や商品を深く知れると、中身を整えやすくなります。
そして、中身を整えることで、反応が大きく変わることが分かりましたよね。
「現在すでに知ってもらっている」「ターゲットも十分いる」という人は、見込み客に長い間好きでいてもらえるように、自社の商品やサービスを正しい方法で磨いていきましょうね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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